初心者がアドリブギターソロを弾くための2ステップ

ギター歴10年を超える筆者が初心者がギターソロが弾けるようになるための方法を紹介します。

 

key = C 前提で話をします。

コード進行

ギターソロ講座の前におすすめのコード進行を紹介します。通称ムシコイ進行です。

ムシコイ進行は具体的にはAm-F-G-C(VIm-IV-V-I) です。この進行はアニソンのサビなどでもよく使われていて切なく、情熱的な感じを得られるコード進行です。

代表曲はGetWild(TM NETWORK)、WakeMeUp(avicii)などがあります。

ギターで永遠にこのコード進行を引いてると最初の内はとてもテンションが上がってたのしいですが、そのうち飽きてきてソロ弾いて遊んだりしたくなってきますよね。

ギターソロのやりかた

初心者の人は次の二つの方法でステップアップできます。

最初にレベル1のペンタを覚えるだけで、あなたも簡単に曲に合わせてアドリブができるようになります。今回はkey=Cで説明しているので違うkeyの場合はスケールを並行移動してください。

 

レベル1.Amペンタスケールを覚える

ギター初めてから8年間くらいはこれだけで楽しめます。6弦5フレットスタートで曲に合わせて適当に引いてればそれでギターソロです。

曲のkeyの音を6弦で探し出してそこからこのスケールを弾き始めたら大抵の曲に対応することが可能です。

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下記のポイントがあります。

  • 1弦につき2音づつ
  • 比較的覚えやすい形(最初は形で覚える)
  • まず6弦ルートのものを覚える
  • CとAmは平行調という関係なのでkey=CでAmのスケールが使える。
レベル2.指板上のドレミファソラシドを全て覚える(Cメジャースケール)

ペンタだけでも楽しいのですが、ロック系の曲以外だと合わなかったりしてだんだん飽きてきますし、あと他人からペンタマンって馬鹿にされるようになってきます。

このステップはかなりハードルが高いのですが指板上のドレミファソラシドを覚えてください。すべて覚えて下さい。

一回覚えてしまえばとペンタに比べて世界が広がります。指板上を駆け巡るように弾けるようになります。このスケールを適当にならすだけで一般人から見たらかなりギター弾けてる風に見えます。

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覚えるには下記のポイントがあります。

  • 6弦or5弦ルートでドレ/ミファソ/ラシドが基本形
  • 人ブロックの中で一弦につ3音づつあるので早引きっぽく弾ける
  • 12フレットで音の並びが一周する(0フレット=12フレット)
  • 1弦と6弦は同じ音の並び
  • ルートから見て2個高い弦の2個下のフレットはオク上のルート
  • 2弦と3弦間だけ形がずれる(弦間のインターバルが他とちがう)

形をもっと細かく分けると下記の3パターンの組み合わせでしかないです。

    ●-●-●(全音-全音)

    ●-●● (全音-半音)

    ●●-● (半音-全音)

 

モーダルスケール

次にモードの概念にステップアップしていくのですが、また今度話します。

 

(補足)

コーダルとモーダル – ジャズピアノの練習

このリンク先めっちゃわかりやすいな。